今月から年金生活者となった。諸兄にあっては、まだ先の話かも知れないが、先達の経験談としてお知らせします。
先ず、特殊な事情がない限り手続きは容易であるものの、申請から支払い開始まで時間がかかる。私の場合は確り 2 カ月を要した。その間、幾つかの書類が郵送されるが、予定金額より少額な意味不明なものが多くて混乱する。滅茶苦茶かかりづらい「ねんきんダイヤル」で確認したところ「在職中は給与・賞与に応じて減額される」との事。受付女史は「同じ質問が矢鱈多いんです」(だったら、どうにかしろっ!)。
初回は支払開始日(支給開始年齢に達した翌月)から支払請求月の前月までの減額分を差し引いた金額が指定口座に支払われる。で、来月からは隔月で 2 カ月分(先月・先々月分)が満額で支払われる(はず)。
ところで、建設コンサルタンツ企業年金基金の加盟社の皆さんは営々と積み立てて来た「3 階部分」も支払われます。が、これがまた申請から 2 カ月かかる。なんでも「申請の翌月の会議で支払の可否を判断して、可の場合、翌月に支払い」との事。役所並みにトロい。
年金制度は皆さんからの徴収額を年寄りに配る単純なシステムだから「100 年安心」。でも支払額は減り続けるだろうから自己防衛が必須です。「健康保険」とか「介護保険」とか支出は(恐ろしく)増え続けるだろうから尚更。ご愁傷さまです。