日本で初めてPC(昭和のベストセラー NEC PC-9801!)で動く 「アスキー日本語 \(\TeX\)」 が発売された 1987 年から \(\TeX\) を愛用している。若気の至りで、これを使って業務報告書や事業計画書などを作ったりした(若くはないが国総研資料も)。
高じて、近年は親戚の著作や青空文庫の小説を組版して私家本を作成している。\(\TeX\) のソースファイルはテキストファイルや HTML から色々な知識(sed、cmd、Python …)を駆使して半自動で変換している。例えば『坊っちゃん』を組版したものがコレ。一方、製本はひたすら手作業で行っている。未だに試行錯誤の連続であるが、工夫のしどころが満載ですこぶる楽しい。この作業自体が目的なので出来た本は謹呈(有難迷惑?)して手元にはほぼ残っていない。
