SeleniumVBA

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 Web スクレーピングに SeleniumVBA を使用している。
 何故 VBA? 理由は、世の中 Excel 愛に満ちていて Python や Java だと業務アプリケーションのユーザーが極めて限定されるから。
 で SeleniumVBA。以前はクラスライブラリがアドインで提供されていたが、23 年 8 月にリリースされた 4.4 版からこれが ActiveX DLL で提供されだしたようだ。VBA と互換性のある BASIC コンパイラ twinBASIC で作成されている、との事。このライブラリはインストーラを用いてインストールされる。
 自家用であれば、ライブラリの参照設定を行って Web スクレーピング用のコードを書けばすむわけだが、Excel ラヴァーは Web スクレーピング(例えば、水文・水質データベースからのデータのダウンロード)さえ出来れば良いので、とにかく面倒な作業は導入の障壁になる。
 という訳で、業務アプリケーションでは、インストーラのダウンロードからライブラリの参照設定、さらには ChromeDriver やライブラリの更新(どちらも結構、頻繁に更新されている)までワークブックを開いた時に処理するようにしている。もちろん Web スクレーピングは GUI 付きで実装。
 Github で公開したので興味のある方は御覧ください。